サステナビリティ
当社は、工作機械メーカーとして、生産活動において多くの資源やエネルギーを消費していることを踏まえ、環境保全は事業活動の基盤であることを認識し、また、製品の開発において環境負荷の少ない製品の開発を推進します。
令和4年10月1日
株式会社TAKISAWA
代表取締役社長 原田一八
令和4年10月1日
株式会社TAKISAWA
代表取締役社長 原田一八
平成28年3月、当社は、環境保全活動の一環としての廃棄物排出抑制と循環的な利用に関する取り組みを岡山県より評価され、ゼロエミッション事業所として「岡山エコ事業所」に認定されました。
今後も当社は環境保全活動の取り組みを通して、企業の社会的責任を果たすべく積極的に活動してまいります。
岡山県では、平成13年12月に制定した「岡山県循環型社会形成推進条例」に基づき、資源の有効な利用を促進するため環境にやさしい企業づくりを推進しています。 事業者が自らの環境保全に関する取組方針、取組内容、取組実績、将来の目標、環境への負荷の状況等を体系的に取りまとめ、これを定期的に公表、報告するなど、循環型社会の形成のための取組みが先進的、かつ、優秀であると認められる事業所に県が「岡山エコ事業所」として認定し、循環型社会の形成に向けての取り組みの促進を図るものです。
ISO14001(環境マネジメントシステム)の取得によりプラスチック製品の削減等にも取り組んでいることから、この度、「おかやまプラスチック3R宣言事業所」として登録いたしました。 近年、プラスチック製品が環境に及ぼす影響が社会的な問題として取り上げられております。 当社もその問題に対応すべく「おかやまプラスチック3R宣言事業所」として登録し、今後もプラスチックの3R活動に取り組んでまいります。
※3Rとは…リデユース(発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)という3つの英語の頭文字
2017年10月完成の「本社第5工場」は、屋上緑化の導入により環境へ配慮したものとしております。建物への遮熱効果および保温効果により、冷暖房設備の消費電力を低減し、省エネならびにCO2削減効果が期待できます。
また、来客・従業員用駐車場の一部を緑化することでヒートアイランド現象の緩和、大気の浄化、雨水の浸透、生物生息空間の形成など環境の改善に役立っています。
当社は工場・事務所に環境にやさしいLED照明を取り入れています。LED照明は、工場で使われている水銀灯に比べて消費電力が約20%、寿命は約4倍となり、省エネルギーだけでなくコスト削減にも効果があります。
R&Dセンター屋上に太陽光発電装置を設置し、再生可能エネルギーの利用を推進し、事務所・工場の消費電力の一部をまかなっています。
当社のNC工作機械は、高効率モーター、インバーター方式の油圧ユニット、LED照明、電源回生システム等の採用により消費電力を抑制すると共に、有機溶剤を使用しない紛体塗装の採用、潤滑油回収装置の装備による切削油廃棄物の削減等により環境負荷の低減を図っています。
TK-2100
圧縮空気の使用量削減と非切削時間の短縮により消費電力を当社従来機比13.8%削減しました。
当社は、岡山県に本社を置く地元企業として、環境保全活動にも積極的に取り組んでいくため、 岡山県「企業との協働の森づくり」に参画し、北区建部町品田地内の公有林を「TAKISAWAの森」と名付け、2020年3月に役員と従業員で 初めての植栽を行いました。今後も段階的に植栽を行い、2024年度終了時には、1.1haまで行う計画です。
今後も、少花粉スギ等モデル林の成長を見守ってまいります。
サステナビリティの一環として岡山県「企業との協働の森づくり事業」に参画し、2020年3月から段階的に実施している少花粉スギ・ヒノキの植栽により整備した森林につき、岡山県二酸化炭素森林吸収評価認証委員会において審査が行われ、昨年の当森林の二酸化炭素吸収量は、4.27t-CO2/年と評価され2024年11月付で認証書をいただきました。
今後も岡山県の森林保全活動に取り組んでまいります。
植栽や下刈り、間伐などの森林整備活動を二酸化炭素吸収量として評価認証する岡山県独自の制度です。樹木は、成長する際に光合成を行い、二酸化炭素を吸収し酸素を放出しています。このため、森林は樹木体内に二酸化炭素を貯蔵して地球温暖化防止の役割を果たしており、その森林の成長を促進する活動を評価するものです。
当社は地球温暖化対策のための国民運動「COOL CHOICE=賢い選択」に賛同し、地球温暖化対策を推進してまいります。
国際的枠組み「パリ協定」を踏まえ、日本は2030年度に温室効果ガスの排出を2013年度比で26%削減する目標達成のための国民運動として環境省が推進するものであります。
当社は「Fun to share」に参加し低炭素社会を目指す合言葉「環境に配慮した事業活動で低炭素社会へ。」を登録しました。当社は温室効果ガス排出量削減目標達成のため脱炭素社会づくりに貢献してまいります。
地球温暖化対策の最新の知恵をみんなで楽しくシェアしながら、さまざまな地域・団体・企業の技術や取り組みにより低炭素社会をつくっていこうよ!という気候変動キャンペーンです。
2019年12月より社員食堂の注文方法を事前予約制に変更いたしました。以前は、予測数での発注(弁当・食材)を行っていた為、フードロスが発生しておりましたが、事前予約制に変更(正確な数で発注)することにより、フードロスの低減に繋げることができました。
世界では1年間に約13億トン(日本では約600万トン)もの食料が廃棄されております。
当社は今後もフードロスを含め、環境負荷の低減に取り組んでまいります。
MAP(MADE AGAIN POLICY)回収リサイクルシステムを利用し、当社事務服のリサイクルを実施いたしました。リサイクル後は、自動車内装材(断熱材や吸音材)に再利用されます。
環境負荷の低減を目指す循環型の考え方で、着古したユニフォーム等をリサイクルすることで、温室効果ガスをできるだけ減らし、ポリエステル等に再生するシステム。
今回、当社事務服についてカーボンオフセットユニフォームを導入することで、縫製により排出される地球温暖化の原因であるCO2の削減に貢献いたしました。
地球温暖化防止のためCO2などの温室効果ガスの排出量をできるだけ減らすように努力し、どうしても削減できない量の全部または一部を他の場所での削減活動や吸収量で埋め合わせ(オフセット)すること。