会社案内
私たちが普段から何気なく使っているカメラや時計、家電製品やデジタル機器などの身近な機器、また人工骨や人工関節、そして自動車や航空機、ロケットに至るまで、金属を材料とする製品は私たちの身の回りのあらゆる分野に存在しています。
そしてこれら製品には、金属を加工して作られた多くの「部品」が使われています。この部品を加工するため、金属材に穴を開けたり削ったり加工する機械のことを「工作機械」といいます。
すべての製品の品質や精度を決めるのは、使われている部品の品質や精度・・・それゆえに工作機械に求められる精度への要求は一般の機械とは別次元のものであり、工作機械は一般の機械とは異なる使命を持った機械といえるでしょう。世の中に存在する機械やその部品は工作機械によって作られている、だから工作機械は「機械を作る機械=マザーマシン(母なる機械)」ともいわれているのです。
工作機械は大きく分けて2つの種類があります。作業者(職人)がハンドルを回すことなどによって操作する「汎用工作機械」、そしてコンピュータ等による数値制御で自動運転を行う「NC工作機械」です。いずれの工作機械も金属やセラミックス、ガラスなどの材料を、精緻に切り、削り、彫り、穴を開け、求められる部品を効率的に、早く、正確に、大量に作り出すことが可能です。滝澤鉄工所では、この2種の工作機械はもちろん、さらに性能や機能を発展させた複合加工機やマシニングセンタなどを、世界のものづくりの現場に送り出しています。
総務省の「日本標準商品分類」によると、「金属加工機械の種類」は、中分類、小分類及び細分類まで分類されており、細分類ではその用途によって約300種類と非常に多くの種類に分けられています。
以下、主な機種とその加工方法について簡単に説明します。
当社の主力製品である旋盤およびマシニングセンタ(立型)の市場規模は日本工作機械受注全体の50~60%を占めています。
出典:一般社団法人 日本工作機械工業会