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当社製品で一番バリエーションが多いのは、8インチチャックサイズのCNC旋盤です。
2軸のCNC旋盤については以前こちらのコンテンツで比較しました。

どれを選ぶ!?TAKISAWAの8インチ2軸CNC旋盤

 
今回は、平行2主軸のTTシリーズ「TT-2100G」「TT-2600G」の8インチチャック仕様で比べてみました！
どちらを選んで良いかわからない！と思ったらぜひこちらをご覧ください。
 
選定のポイントは、この3つです。

• コンパクトさで選ぶ！
• サイクルタイムか重切削か？
• カスタマイズ力で選ぶ！

「TT-2100G」は8インチチャックに加え、6インチチャックにも対応、「TT-2600G」は8インチチャックに加え、10インチチャックにも対応している機種です。そのため、TT-2600Gの方が機械サイズは大きくなります。
よりコンパクトで生産現場でのスペース効率が高いのはTT-2100Gです。

Aタイプガントリーローダー仕様での所要床面積

ラインナップしているチャックサイズが違うため、ガントリーローダーの仕様も違います。

搬送速度はTT-2100Gの方が早く、サイクルタイムは短くなります。さらにTT-2100Gには、高速仕様のTT-2100HGも用意しています。大きな違いは、X/Z軸の案内がリニアガイド仕様である点で、これによる早送り速度の高速化など、よりサイクルタイム短縮に貢献できる仕様になっています。

TT-2600Gは10インチにも対応できる高トルクの仕様も用意しています。重切削工程があるならTT-2600Gです。また、より大きなワーク搬送が可能ですのでTT-2100Gでは搬送できない重量のワークもTT-2600Gでは対応できます。

当社の強みでもあるカスタマイズ力。カスタム実績が多いのはTT-2100Gの方で、実績に基づいたご提案ができます。もちろん、TT-2100Gの実績を踏まえ、TT-2600Gでもご希望に合うシステムをご提案いたします。こちらのコンテンツで紹介している周辺パッケージユニットは、TT-2600Gにも対応しています。
TT-2600Gは、TT-2100Gに無い、1主軸タイプのT-2600Gをラインナップしています。奇数工程の自動化をご検討なら、CNC旋盤をもう1台取り付けるより短いライン長で実現できます。

TT-2600GとT-2600Gの連結仕様

 
量産加工の現場で大活躍する8インチの平行2主軸CNC旋盤、
選定のご参考になれば幸いです！