ワークの材質によって、適した加工方法は異なります。
被削材の特徴を理解することにより、材質に合った切削条件の設定や、切粉処理など問題点への対策を事前に行うことができます。
そこで各材質の特徴を実際に削ってみた写真や動画を用いて説明していきたいと思います。
今回はアルミニウム合金をについて説明します。
アルミニウム合金の特徴
アルミニウム合金は主に
- 軽い
- 錆びにくい
- 熱が伝わりやすい
などの特徴があります。
アルミニウム合金の中にも種類があり、用途によって銅・マンガン・ケイ素・マグネシウム・亜鉛・リチウムなど色々な材料と組み合わさっているので、成分を確認して切削条件の設定をすることが重要になります。
まずは、アルミニウム合金加工の動画をご覧ください。
比較的切削しやすいA2017材を使って、外径加工、外径ネジ加工、外径溝加工、ドリル穴あけ加工の順に加工しました。
外径加工は、切削条件での切粉の出方が分かるような内容となっております。