自主勉コラムも7回目になりました。
今回は【チャック】について解説したいと思います。
過去の自主勉コラムはこちらから
製品情報
自主勉コラム
2023年04月18日
自主勉コラムも7回目になりました。
今回は【チャック】について解説したいと思います。
過去の自主勉コラムはこちらから
旋盤などの主軸に取付け、工作物を固定するための機器です。
工作物の形状や精度、切削条件によって【チャック】を選定する必要があります。
【チャック】にはどのような種類があるのか見てみましょう。
三爪油圧チャック
三つの爪が同時に動いて締め付けるため、工作物を主軸の中心と一致させる作用(求心作用)があります。
当社の多くのNC旋盤に採用されています。
四爪単動チャック
各爪を独立に半径方向に調整できるもので、非軸対象の工作物(角材や異形物)を把握するときなどに使用されます。
コレットチャック
コレットによって工作物を把握します。工作物を包み込むように把握し、接触面積が大きいため、工作物に負荷をかけずに把握することが出来ます。バー材を把握する際によく使用されます。
インデックスチャック
工作物を45°や90°自動旋回することができ、加工工程ごとに工作物の脱着を行う必要が無く、効率よく加工ができます。バルブや継ぎ手を加工する際によく使用されます。
いいかがでしょうか?
チャックにはそれぞれ特徴があり、工作物の形状や精度、切削条件によって使い分ける必要があります。