旋盤とマシニングの役割を一機で担う優れもの
TAKISAWAの複合加工機(ターニングセンタ)TM-2000Y2/3000Y2を紹介します!
工程集約機がさらに進化!
工程集約機 × コンパクト × 省エネ
TM-2000Y2/3000Y2
TM-4000Y2のシリーズ機としてリリースした機械です。
対向2主軸と上下Y軸付2タレット(12角×2)の特徴を継承し、
チャックサイズはTM-2000Y2:6in×6in、TM-3000Y2:8in×6inを基本とする機械です。
新たな構造として、タレット旋回時のノンリフト化を取り入れ、
これによりサイクルタイムの短縮を実現しています。
また、シリーズ共通の工程集約機能に、かねてより要望のあった残材排出装置をラインナップしました。
機械サイズはコンパクトにしつつ、シリーズ共通の工程集約機能をより一層強化し、生産性向上を追求しました。
SDGsの取り組みとして、TM-2000Y2/3000Y2は、エア消費量を従来機比64%/48%の削減し、
省エネ設計を実現しました。
☆☆ 開発者レビュー ☆☆
TM-2000Y2は「完全ユニット化」をキーワードに、製造工程をドラスティックに変更することで、
製造リードタイム短縮にチャレンジした機械です。
製造部署のメンバーと、何度も熱い議論を重ねて、試作・量産に至りました。
また、開発に際し、拘った点が4つあります。
- コンパクトな機械
- 部品共通化
- 省エネ
- 機能美
特に「機能美」は難しく、単に「カッコいい」ではない、産業機械としてのカッコ良さを自分なりに設計し表現しました。